■2007年07月30日(月)00:35
[選挙]当然
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すげえすげえ。 自民、凄まじい負けっぷり。 小泉内閣から安倍首相の坊ちゃん内閣への落差もあるだろうけど、やっぱり大敗の原因は国民を舐めきってたからなんだろう。 ただ、今回の選挙は自民が負けただけで、民主が“勝った”わけではないんだよなあ。 自民への反発で生まれた反自民票の受け皿が民主しかなかっただけだから。
ちなみに自分は白票入れてきました。 もう党名とか候補者名の代わりに川柳でも書いてこようかと思ったくらい。 自民に入れるつもりは無いけど、かといって民主にも入れるつもりも無い。 もう政治家なんかに期待することなんて何もないね。 それでも投票には行きますけどね。 我利我利亡者の狒狒爺共と、行き場を失った難民議員の避難所・烏合の衆との二つから一つを選べなんて残酷なことをしてくれるもんだ。
なんかね、戦前の空気に似てきてるんじゃないかと思うんですが。 明治維新の緊張感がほぐれてきたそのころと、戦後の緊張感が完全に消え去った現在と。
しかし毎回思うんですが、タレント候補ほど国民を馬鹿にしたものは無い、と。 さくらパパとか丸川元アナとか。
政党「みなさ〜ん。この人知ってるかな〜?」 国民「はーい! 知ってまーす!」 政党「有名だもんね〜。それでね、この人達が選挙に立候補することになりました〜。(パチパチパチ!)それじゃあ、みなさんも投票してね〜」 国民「はーい! 投票しまーす!」
みたいな。 その一議席にまともな人間が納まれば、どれだけのことができるのか。 ただ単に議席の数を増やしたいがために、短絡的に人気が集まる人物を擁立するってどうよ。 まず絶対に国政に関わる機会は一度もないであろう、あってもその人気を利用されて広告板として使われるか、の人間のためにどれだけの血税が投入されるのか。一年ならまだしも。 まあ、そうしたタレント候補が立候補される時点までは許せても、それがホントに当選してしまう、というのは擁立する政党側よりも、むしろ政党の思惑にまんまと載せられる我々国民の責任が一番大きいかもしれませんが。 政府を馬鹿にする行為は、天に唾を吐くのと同じだ。 みたいな言葉を残した人がいますが、まったくその通りだと思いますね。 国政を担う政治家たちは、選挙という手法により国民の意思で選び出された連中ですからね。 つまりは国民の程度、民度、知性というのがもっとも顕著に現れるのが国会議員というわけですな。 その国会議員が凄まじい糞っぷりを発揮しているということは、それだけ日本国民が糞だということに他なりません。もちろん自分も含めて。 民主主義、国民主権の維持は国民が担うもんですから。 選挙によってしか担えないものですから。 投票は民主主義国家の国民にとっては権利と言うよりもむしろ義務なんですけどねえ。裁判員制度を強引に押しつけて、拒否にはペナルティを与えるくらいなら、その矛先を投票に向けてくれないものか。 政治は一部の人達の仕事・役目である、と考えている人はかなり多いと思います。 そしてそういう人間に限って政治腐敗に対してグダグダと愚痴を吐く、文句を言う。 そういう無党派層とか言われるような投票に積極的ではないマジョリティーが投票に行くことで、確実に日本は変わると思うんですが、どうなんでしょう。 投票に行こうぜ、投票に。
しかしあれだなあ。 テレビで見る分だと、自民の候補はジジイばっかりじゃないか。しかもなかなか悪そうな顔がずらりと。 初当選の候補の中にも怪しい経歴の奴等がチラホラ。 なんだかなあ。 | | |